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ソフトバンク決算、巨額買収で費用も「ケタ違い」

ソフトバンクグループは7日、英半導体設計大手アーム・ホールディングスの買収に伴う関連費用として234億円を計上すると発表した。同社買収のため、保有する中国・アリババ集団の株式の一部を売却したが、売却に関連したデリバティブ評価損失も1991億円にのぼった。アームの買収金額は日本企業による海外企業買収では過去最大で、それに伴うコストも「ケタ違い」に大きかった。

決算発表するソフトバンクグループの孫正義社長(7日午後、東証)

アームの買収は9月上旬に完了した。買収額は約240億ポンド(3兆3000億円強)。ソフトバンクは7日に2016年4~9月期の連結決算国際会計基準)を発表したが、買収時にかかった英国の印紙税、財務や法務のアドバイザー契約にかかわる費用として、234億円を「その他の営業損益」に計上した。

ソフトバンクはアームの買収資金を工面するため、アリババ株の一部など関連会社の株式を売却。売却益として2381億円を計上したことも明らかにした。

ソフトバンクグループは今年に入り、「兆円単位」の大型投資を相次いで決めている。アーム買収に続き、10月にはサウジアラビアの政府系ファンド「公共投資ファンド(PIF)」と共同で投資ファンドを設立すると発表。このファンドは最大で1000億ドル(10兆円強)の規模となる見通しで、ソフトバンクも250億ドル(約2兆6000億円)を出資する予定。

ソフトバンクの歴史はM&Aの歴史と言ってもいいが、ここ数年のM&Aの規模は一段と大きい。世界のM&Aで、日本企業として突出したプレーヤーとなっている。

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