2019年7月16日(火)

ソニー平井社長「エレクトロニクス復活は道半ば」

2015/10/7付
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ソニーの平井一夫社長は7日、日本経済新聞などの取材に応じ、「エレクトロニクス事業の復活は道半ばだ。継続的に利益を出せるビジネスに転換しなければならない」と述べた。2016年3月期の連結最終損益が1400億円の黒字(前期は1259億円の赤字)と3年ぶりの黒字を見込むが、収益をさらに安定させるため、商品力を強化する考えを示した。

ソニーの平井社長は「エレキ復活は道半ば」と指摘し安定収益化を着実に進める考えを示した(7日、東京・港)

平井社長はエレキ事業の近況について「道半ばではあるが、ターンアラウンド(再生)は進捗している」と指摘した。15年3月期までの3年間で実行した人員削減や事業撤退などの効果が出始めているという。

ただ、「赤字のスマートフォン(スマホ)事業のリストラを完遂しなければ、完全復活とはならない」と強調。今後の目標については、「エレキ全体で黒字化を果たしたうえで、一定の期間を通して利益を出すこと」をあげた。

商品面では、ハイレゾリューション対応オーディオやゲーム機「プレイステーション4」などの「強い商品群が出てきた」と述べた。そのうえで「スマホの次に何が来るか。次世代商品でリーダーシップを狙う勢いが求められる」と強調。厳しい状況が続くスマホのてこ入れに加え、全く新しいコンセプトの次世代商品の開発に注力する方針を示した。

中国の景気減速については、「連結売上高に占める中国比率は7%でインパクトは大きくない」とみている。ただ、「中国には製造拠点もあり、重要な国だ。注意深く見守りたい」と述べた。

分社化を進めた結果、グループの遠心力が強まっているとの見方について、「すでに連結売上高の7割を子会社が稼ぐ」と指摘。グループ各社との連携が薄れ、シナジーを出せなくなるような「問題が顕在化する前に対処する」とした。

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