イオン経常益50%増 3~8月、食品スーパーが好調

2015/10/7 21:26
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イオンが7日に発表した2015年3~8月期の連結決算は、経常利益が前年同期比50%増の728億円だった。地元に密着した商品を充実させた食品スーパーが好調だった。M&A(合併・買収)によるグループ拡大も収益を押し上げた。

純利益は5%増の21億円にとどまった。今春の法人税率引き下げに伴い、繰り延べ税金資産を取り崩して会計上の税負担が増えた。

売上高にあたる営業収益は19%増の4兆748億円だった。今年3月に食品スーパーのマルエツやカスミなどを傘下に持つユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが発足。連結子会社化したため、収益規模が拡大した。

部門別で収益をけん引したのは食品スーパー事業だ。生鮮食品や総菜売り場の拡充、地域産品の取り扱い拡大などで採算が改善した。部門営業損益は61億円の黒字(前年同期は86億円の赤字)に転換した。

主力の総合スーパー(GMS)事業は苦戦した。店舗改装費用などが重荷となり、部門営業損益は87億円の赤字(同43億円の赤字)だった。同日記者会見した若生信弥執行役は「消費は夏以降少しずつ良くなってきていると思うが、力強さはない」と述べた。

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