民放各社、リオ五輪の公式動画サイト 生中継2500時間超
民放各社は7日、リオデジャネイロ五輪の公式動画サイトを開設したと発表した。地上波で放送しないほぼすべての競技の生中継映像を流す。累計2500時間以上と、ロンドン五輪の6倍超の長さになる見込み。
公式サイトは「gorin.jp(ゴリン・ドット・ジェイピー)」。目玉は、現地会場音声のみの生中継映像を流す「ライブストリーミング」と呼ばれる取り組み。ロンドン五輪では405時間程度だったが、リオ五輪では2500時間超と大幅に増やす。
サイトで同時に見られる種目は最大で30を超えるもよう。日本人を中心にハイライト動画や競技の予定・結果、速報ニュースなども流す。
NHKも6月に、同様のサイトを開設済み。ライブストリーミングは2000時間以上を想定。2020年の東京五輪に向け、NHKとして初めて、1日1種目程度を対象に独自の実況や解説を付けて流す。
フルハイビジョンの約16倍の解像度を持つ8Kで撮影した競技中継の一部を4Kに変換し、「NHKオンデマンド」などで実験的に配信する。