2019年6月19日(水)

沢井製薬、後発薬生産能力を8割増 20年度までに

2015/7/7付
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後発医薬品最大手の沢井製薬は7日、2020年度までに後発薬の生産能力を現在の8割増の年180億錠に引き上げる方針を明らかにした。早期に新工場を建設する準備を進めるほか、他社工場の買収も視野に入れる。政府が6月に発表した経済財政運営の基本方針(骨太の方針)で後発薬の普及率向上を掲げたことを受け、供給体制を強化する。

沢井光郎社長が7日、大阪市内で記者会見し、今後の成長戦略について説明した。政府は後発薬の普及率を17年度末の60%から、18~20年度に80%以上にすることを決めた。沢井社長は「政府目標の達成には現状の各社の生産計画では足らない」と語り、生産能力を大幅に引き上げる必要があるとの認識を示した。

沢井製薬は工場建設に加え、他社の製薬工場の買収の可能性を探る。現在、向こう3年間に生産増強などで計画する440億円の投資額の上積みも検討する。

同社は今年4月、田辺三菱製薬の鹿島工場(茨城県神栖市)を取得し、現場の人員も引き継いだ。5月にまとめた18年3月期までの中期経営計画では後発薬の生産能力を現状の100億錠から155億錠に増やす方針を示していた。政府方針を踏まえ、今後、改めて投資額などの中期経営計画を策定する方針だ。

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