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ウーバー、改革へ女性幹部スカウト セクハラ20人超解雇

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズが社内のセクシュアルハラスメント調査の結果を受け、20人以上を解雇したと発表した。米ベンチャーの代表格に成長したウーバーだが、成績のいい社員のセクハラを容認・隠蔽しているとの告発が相次ぐ。不祥事を受けて今年に入り幹部の離職が続いている。悪化したイメージを立て直すため女性幹部を積極的にスカウトしている。

ウーバーは215件の調査を進め、54件の差別、47件のセクハラ、33件のいじめなどが確認されている。57件は調査中だ。同社には1万2千人以上の従業員がおり、わずか20人の追放で組織文化が変わる保証はない。

ただ、多様性を高めるのは有効な手法になる。社外取締役で、米メディア、ハフィントンポスト創設者アリアナ・ハフィントン氏が中心となり女性幹部を次々に引き抜いている。米アップルの音楽事業マーケティング部門長だったボゾマ・セイントジョン氏が最高ブランド責任者に着任したほか、米ハーバード大ビジネススクールのフランセス・フレイ教授がトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)を補佐する戦略担当副社長に就任する。

ウーバーは創業者カラニック氏の気質を反映し、規制や倫理観をものともしない攻撃的姿勢を武器に成長してきた。同氏は運転手に暴言を吐いて批判された後「魂を入れ替える」と謝罪。セクハラ問題についても社内調査を積極的に進めている。

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