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ソニー、画像センサーに追加投資450億円 首位固め

ソニーは7日、スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)などに搭載する画像センサーの生産能力を2016年9月末までに月産約8万7000枚(300ミリメートルウエハー換算)に増強すると発表した。約450億円を追加投資する。ソニー製画像センサーは需給が逼迫しており、積極的な設備投資で世界首位の座を固める。

2月に約1050億円を投じ、16年6月末までに現在の月産約6万枚から33%増の8万枚に生産能力を増強することを決めていた。今回はさらに月産約7000枚分を追加で増やす。

増産するのは「積層型CMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサー」と呼ばれる世界で唯一ソニーが量産する画像センサー。光を受けるセンサーの裏面に画像処理チップを貼り合わせる積層構造を採用し、チップ面積を抑えながら高画質・高性能にできる。

半導体子会社傘下の国内2拠点で設備投資を実施する。長崎テクノロジーセンター(長崎県諫早市)に約240億円、山形テクノロジーセンター(山形県鶴岡市)に約210億円を投じる。フォトダイオード製造や配線工程のほか、積層構造を形成する工程などの製造設備に充てる。

調査会社のテクノ・システム・リサーチ(東京・千代田)によると、14年のCMOSセンサーの世界市場(金額ベース、見込み値)はソニーが39.5%と首位で、2位の米オムニビジョンは16.2%だった。積層型を世界で唯一量産するソニーの高画質な画像センサーの引き合いは強まっており、積極投資で競合を突き放す。

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