渋谷で「逆バンジー」仮想体験 ハウステンボスが新施設

2017/6/7 15:47
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エイチ・アイ・エス(HIS)子会社のテーマパーク、ハウステンボス(長崎県佐世保市)は7日、園内の仮想現実(VR)アトラクションを体験できる施設を24日に東京・渋谷に開くと発表した。熊本地震後に減った来場客数は足元では回復傾向にある。魅力をPRし、首都圏から集客する。記者会見したハウステンボスの沢田秀雄社長はハウステンボスの世界進出にも意欲を示した。

体験施設「シブヤVRランド・バイ・ハウステンボス」をHIS渋谷本店内に開く。約100平方メートルの空間に20席強を置き、ハウステンボスのVRアトラクションで人気の5種類の体験を提供する。1人あたり計1時間で料金は2200円。17日にプレオープンし、24日から本格開業する。

例えば「ウルトラ逆バンジー」は都心の鉄塔から宇宙に飛び出した後、地上に不時着するという筋書き。頭部に装着するヘッドマウントディスプレーで迫力あるCG(コンピューターグラフィックス)映像を流し、座席も揺らして没入感を楽しんでもらう。

このほか恋愛シミュレーションや心霊などをテーマにしたメニューがある。営業時間は午前11時~午後9時。対象年齢は8歳以上を推奨し、13歳未満は保護者の同意が必要だ。今後、VRランドは増設していく考えだ。

関東のHIS店舗でハウステンボスへの旅行を申し込んだ人はVRランドの入場料を1人あたり1000円割り引く。

また、東京・台場で7月15日~8月31日の期間限定で水遊びができる仮設プールを置くなど、首都圏でのPRに力を入れる。

沢田社長は「ハウステンボスがある佐世保は遠くてなかなか行きづらいが、東京の人に楽しんでもらい来園につなげたい」と意気込んだ。

沢田氏はこの日の記者会見で「ハウステンボスの世界展開ができないか考えている」と語った。場所は未定だが、早ければ2~3年以内に中国などアジアで1000万~3000万人程度の人口規模がある市場に進出することを想定。関係先と交渉を進めているという。

欧州の街並みの再現などコンセプトは踏襲しながら新たなアトラクションを導入する方針という。投資額は現地企業との共同出資なども視野に「1000億~2000億円はかかるだろう」との見通しを示した。

(大林広樹)

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