ソニー社長、サイバー攻撃への対応「SPEに指示」

2015/1/7付
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【ラスベガス=大本幸宏】ソニーの平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)は6日、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃で「SPEとは毎日情報をやりとりして指示を出していた」とグループ首脳として局面ごとでの判断を下していたことを明かした。また、指揮系統の混乱を避けるため、対外的な情報発信の窓口をSPEに一本化しているとも述べた。

サイバー攻撃の問題発覚後、ソニーグループトップである平井氏自身の対応について、記者団からの問いに答えた。

最初の攻撃があった2014年11月24日以降、SPEのマイケル・リントンCEOらと電話などで直接やり取りしており「局面ごとの決定には必ずSPEから相談があり指示を出していた」という。窓口の一本化については「直接(本社が)出てくると混乱する」と説明。ソニー本社への攻撃を避ける狙いもあったようだ。

SPEがいったん公開中止を決めたことには一部批判もあったが、「ずっと公開しないとは言っていない。誤解があった」と反論した。「サイバー攻撃は次元の高い水準」と指摘、ソニーのシステム対策の不備があったとの見方を否定した。「SPEの事業に大きな影響は出ていない」とも述べた。

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