武田薬、研究者100人米国に がん新薬など集中開発へ
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武田薬品工業は2017年度内に日本の研究者ら約100人を米国に異動させる。米国は医薬品開発の主要国であることから、現地情報に精通する研究者を育成し、新薬開発のスピードを高める。収益が伸び悩むなか、全世界で販売できる大型新薬の開発が急務となっている。研究者の知見や経験の量を底上げし、世界の製薬大手との開発競争に勝てるようにする。
約千人の研究者が在籍する湘南研究所(神奈川県藤沢市)や閉鎖した英国の...
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