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アサヒ、7年ぶり新ビール 「ザ・ドリーム」

「ドライ」に次ぐ柱育成

アサヒビールは6日、新しいブランドを冠したビールを3月23日に発売すると発表した。ビールとしては7年ぶりの新ブランドになる。2015年は競合がビールの新商品投入などで攻勢をかけた。国内ビール市場が縮むなか、新ブランドを主力の「スーパードライ」に続く商品に育てる。

新ブランドを発表するアサヒビールの小路社長(6日、東京都千代田区)

新ブランドは「アサヒ ザ・ドリーム」。価格は350ミリリットルで店頭想定225円前後。東京都内で記者会見したアサヒビールの小路明善社長は「新ブランドで需要を喚起、今年をビール復権の年にする」とした。

新商品は辛口を強調するスーパードライとは異なる「コクと爽快なキレを両立した味わいに仕上げた」という。大手の主力ビールで初めて「糖質50%オフ」とした。広告にはラグビーの五郎丸歩選手を起用する。

昨年までスーパードライの派生商品を投入。シリーズでブランド力を高める戦略だった。スーパードライはアサヒビールの売上高の過半を占める屋台骨だが、ピークの5割強に販売は落ち込んでいる。新ブランドを「一本足打法」を補う商品に育てる考え。早期に400万ケース(1ケースは大瓶20本換算)の販売をめざす。

15年はキリンビールが販促費を注ぎ込み「一番搾り」をテコ入れ。秋にはサントリービールも「ザ・モルツ」を投入。アサヒの15年のビール販売は前年比2%減った。

アサヒが同日発表した16年のビール系飲料の販売計画ではスーパードライが前年比0.2%増の1億400万ケース。一方で新ブランドも含めたビール全体は2.3%増と強気の目標を掲げる。

ただ、新ブランドがスーパードライの売上高を奪う懸念もある。ザ・モルツを投入したサントリーも高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の売り上げを一時落とした。ブランドを磨いてきたスーパードライとは異なる価値を消費者にいかに訴えるかが課題になる。

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