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コカBJI社長、キリンHDとの提携に前向き

4月に発足したコカ・コーラボトラーズジャパン(CCBJI)の吉松民雄社長は6日に開いた事業方針説明会で、交渉を進めているキリンホールディングス(HD)との業務提携について「2社間で話し合いを始める環境にある」と述べ、前向きな姿勢を示した。

米コカ・コーラと日本の系列ボトラーは昨年10月、キリンHDと清涼飲料事業での資本業務提携に向けた協議を始める方針で合意したが、今年2月に資本提携に関する協議を終えている。その後もコカ・コーラ製品の製造販売を担うCCBJIとキリンHDは業務提携の可能性を模索している。

吉松社長は「これからお互いがウインウインに、出てくる利益を公平にシェアする枠組みを整理していく」と語り、今後具体的な交渉を進める考えを示した。

CCBJIは同日、今後の事業計画を公表した。吉松社長は「統合による効率化を通して、2020年に営業利益率を6%に高める」と説明。20年までの4年間で2720億円の設備投資を予定し、自販機の収益力向上などに取り組むとした。清涼飲料市場で続く激しい価格競争からの脱却を目指す考えを示した。

CCBJIは北海道や東北、北陸などを除く38都府県を営業対象範囲とする。コカ製品の製造販売を手掛けるボトラーとして世界で3位の規模となる。

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