2017年11月18日(土)

道路舗装、情報技術でスマートに 住友建機が新型機

2017/9/6 13:02
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 建設機械大手の住友建機は6日、都内で記者会見を開いて新型の道路舗装機械を発表した。3次元データや機械のセンサーなどからアスファルトを舗装する高さを自動制御できる機能を付加できるようにするなど、ICT(情報通信技術)を用いた施工の「スマート化」に対応。舗装機械で同社の国内シェアは8割近くを占めるが、最先端の技術を生かして国内外での競争力をより高める。

6日、下村真司社長らが新型舗装機械をお披露目した(東京・港)

6日、下村真司社長らが新型舗装機械をお披露目した(東京・港)

 道路や駐車場などにアスファルトを流し込む舗装機械「アスファルトフィニッシャー」の新型機「HA―60W―10」と「HA―45W―10」の2機種を発売した。舗装幅はそれぞれ最大で6メートルと4.5メートル。住友建機の従来機と同様に、独自の機構を取り入れて、後端部を伸縮してあらゆる幅の舗装に対応できるという。

 新型機は専用機器を装着することで3次元データを用いた自動制御にも対応したのが特徴だ。機械の高さを測定するセンサーと図面情報とを連動させ、作動部をミリ単位で自動調整しながら、設計図面どおりの高さにアスファルトを敷設する。例えばマウンドを頂点に全体がなだらかに傾斜する野球場など、「複雑な斜面でも手軽に施工できるようになる」(美濃寿保道路機械技術部長)。

 一方、同社の遠隔稼働管理システムの「ジーナビ」を標準搭載したほか、一部機種には地盤の固さに応じて前輪の駆動を調節してスリップを防ぐなど作業の効率を高める機能を搭載した。下村真司社長は「(舗装機械を含む)道路機械は弊社にとって非常に大切な事業。今後も操作性や作業性能に優れた機械の開発を進める」と述べた。

(牛山知也)

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