2018年10月16日(火)

LINE、格安スマホ参入 月500円から

2016/9/5 13:34
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LINEは5日、携帯通信サービスを始めたと発表した。スマートフォン(スマホ)と通信用のSIMカードをインターネット経由で販売する。料金は月500円から。LINEやフェイスブック、ツイッターといったSNSにかかるデータ通信料を無料にする。利用者の多い自社サービスの無料化を打ち出し、MVNO(仮想移動体通信事業者)に参入する。

スマートフォン事業の概要を発表するLINEモバイルの嘉戸彩乃社長(5日午後、東京都渋谷区)

スマートフォン事業の概要を発表するLINEモバイルの嘉戸彩乃社長(5日午後、東京都渋谷区)

すべての料金プランでLINEのアプリを使ったチャットや通話、タイムラインの閲覧はデータ量から除き無料とする。音楽や動画配信、ゲームの利用は別で加算対象となる。最も安いプランはデータ通信のみ1ギガで月額500円。フェイスブックやツイッターの閲覧も無料とするプランはデータ量や音声通話の有無に応じて月額1110~3220円。

通信サービスはNTTドコモから回線を借りて提供する。SIMカード単品のほか、スマホ端末と同時購入もでき、富士通や華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE)などの8機種から選ぶことができる。

まずはSIMカード2万枚限定でサービスを始める。利用者のデータ量を把握し、通信品質の安定を図りながら、販売枚数を増やしていく。販路も開始当初はインターネットのみだが、今後は家電量販店などに広げていくことも検討する。

同日会見したLINEの舛田淳取締役は月末になると通信会社との契約データ量が上限に達したことによる通信スピードの低下に悩む利用者が多い現状を踏まえ、「コミュニケーションの部分は常に安心して使いたいというニーズはある」と競争が激化する格安スマホ業界で差別化を図っていく考えを示した。

(企業報道部 堤正治)

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