2019年2月20日(水)

日産と三菱自、海外販売金融で連携 まず豪州など

2017/6/5 19:39
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日産自動車三菱自動車は5日、海外の販売金融で連携を始めると発表した。日産が海外に持つ販売金融会社が三菱自の車向けのローンやリースなどを取り扱う。販売金融に強い日産の販売網を活用しオーストラリア、ニュージーランド、カナダで6月から順次始める。2016年5月の資本提携発表から1年が経過し、両社の具体的な取り組みが広がってきた。

三菱自は海外の一部地域において、自動車ローンやリースといった販売金融事業の単独での構築が難しいと判断した。日産のサービスを活用し、きめ細かな金融商品を提供できるようにすることで販売底上げを狙う。東南アジアでも同様の連携を検討する。

オーストラリアでは両社が共同で部品を保管する倉庫を今年末にも新設する。メルボルン郊外で、敷地面積は3万6000平方メートル以上になる予定。海外から輸入した部品をそれぞれの販売店に輸送する。

日産は16年10月、燃費データの不正問題が発生した三菱自に34%を出資した。両社は共同チームを発足させ、部品の共同購買や物流、販売金融などシナジー(相乗効果)が期待できる約30項目の戦略立案を進めている。

第1弾としてタイで工場から販売店までの車の共同輸送を開始。4月末に本格稼働した三菱自のインドネシアの工場では、今秋にも新型の7人乗りの多目的車(MPV)を生産し、日産にも供給する。車台の共通化やプラグインハイブリッド車(PHV)の技術の共用も進める。

連携による18年度以降の利益改善効果として、三菱自は年間400億円、日産は同600億円を目指している。

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