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トヨタ系ファンド、米ベンチャーに出資 ソフト共同開発

トヨタ自動車は三井住友銀行などと共同出資するファンドを通じて米IT(情報技術)ベンチャーのUIエボリューション(UIE、ワシントン州)に出資した。UIEとカーナビゲーションシステムなど車載情報機器に搭載するソフトを共同開発し、スマートフォン(スマホ)のアプリ(応用ソフト)を車内で安全に使えるようにする。

トヨタは2015年秋に三井住友銀や独立系運用会社のスパークス・グループと共同で総額が約135億円の「未来創生ファンド」を設立し、UIEは同ファンドの最初の投資先となる。トヨタなどの発表によると、出資額は500万ドル(約6億円)で、優先株を引き受けた。

UIEは米マイクロソフト出身の中島聡氏が00年に設立した。トヨタは米国などでUIEのソフトを利用したサービスを提供している。米半導体大手インテル傘下のベンチャーキャピタル(VC)などが資本参加し、投資会社のインスパイア(東京・港)も新たに500万ドル出資した。

車載機器を通じて音楽や情報提供などのアプリを使える仕組みが普及してきたが、車をインターネットと直接つなぐことは情報セキュリティーの観点から問題があるとの指摘もある。トヨタとUIEは共同で、車内でも安全にアプリを使えるようにしたい考えだ。

トヨタは4日、17年に米国で発売する新型車から通信機能の搭載を拡大する方針も発表した。現在、通信機能の標準装備は高級車ブランド「レクサス」などにとどまっているが、普及価格帯の車にも広げる。通信機能を使った緊急車両の手配依頼サービスを標準提供し、収集した情報の製品開発やアフターサービスへの活用も進める。

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