DeNA、AI活用しタクシー配車 横浜で実験

2017/9/4 16:26
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ディー・エヌ・エー(DeNA)は4日、人工知能(AI)を活用したタクシー配車サービスの実証実験を横浜市で始めると発表した。専用のスマートフォン(スマホ)のアプリでタクシーを指定した場所に呼び出せるほか、事前に登録したクレジットカードで簡単に料金を支払える。AIで効率的な配車にもつなげる狙い。実証実験は今月12日から10月末まで行い、2018年1~3月をめどにサービス導入を目指す。

「簡単にタクシーを呼べます」。横浜市中区の大通り沿い。デモンストレーションをしたDeNAの担当者がスマホで配車予約すると、数分後にタクシーがスッと現れた。担当者はそのまま乗り込み、タクシーはあらかじめ登録していた目的地まで走り出した。タクシーを探す手間が省け、待っている間もアプリで予約したタクシーがどこにいるか把握できるのが特長だ。

実証実験は神奈川県タクシー協会などと協力する。横浜市の中区や西区など、人通りが多いエリアで実施する。期間中に1千人の利用者を見込み、使い勝手などを検証する。

また、AIを活用した需要予測をできるようにする。タクシーの乗車データや天候のほか、イベントの有無や電車の遅延状況といった情報を分析。30分後の需要をスマホで確認できるようにする。まずは駅前などの細かい分析ができるようにして、最終的に道路ごとの需要が把握できるようにする。実証実験に参加する50代の男性運転手は「早朝は2時間以上、客を乗せられないこともある。需要予測を活用して少しでも客が増えるとよい」と話した。

(桜井芳野)

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