積水ハウス、大阪に宿坊型宿泊施設
■積水ハウス 4日、大阪市天王寺区に宿坊をテーマにした宿泊施設を建設し、2017年3月に開業すると発表した。宿坊の宿泊者は座禅や写経、精進料理を体験できる。第1弾の施設は洋室のツインなど全26室。宿坊運営の和空プロジェクト(大阪市)が施設の管理や運営を担う。宿泊料金は1人当たり1泊2万円から。
17年度中に首都圏や中京圏、関西の都市部や有名寺社が集まる地域などで10棟の建設を目指す。日本の伝統的な文化を体験できる「コト消費」での利用を見込む。積水ハウスが宿坊型の施設を手掛けるのは初めて。寺社に併設された宿泊施設で一般人の受け入れも進む宿坊は、特に訪日客からの人気が高まっている。