トヨタ・フォードのスマホ連携、富士重など4社参加

2017/1/4 20:57
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【ラスベガス=奥平和行】米フォード・モーターとトヨタ自動車は4日、自動車とスマートフォン(スマホ)を連携させて使う技術で富士重工業などと協力すると発表した。新たにコンソーシアムを設立し、自動車4社が加わる。同様の技術には米グーグルなどIT(情報技術)大手が力を入れており、自動車メーカーも独自技術により主導権確保を目指す。

フォードとトヨタは2015年、フォードが旗振り役を務める連携技術「スマートデバイスリンク(SDL)」をトヨタが導入する方向で検討することで合意しており、協力の枠組みを広げる。新たに「スマートデバイスリンク コンソーシアム」を設立し、マツダスズキ、仏プジョーシトロエングループ(PSA)も加わる。

スマホの普及を背景に、音楽や地図といったアプリを車内でも使いたいというニーズが高まっている。SDLを使うと、普段スマホの画面を通じて利用しているアプリを、車のカーナビゲーションシステムの画面やスピーカーなどを通じて使用できるようになる。安全性や利便性を高める狙いだ。

トヨタは検討を進めてきたSDLに対応した車載情報端末を18年ごろに実用化する方針だ。この分野にはフォード・トヨタ連合に加え、グーグルや米アップルも力を入れている。フォードなどが設立したコンソーシアムに加盟する多くのメーカーはグーグルの連合にも加わっており、各社は独自性の確保と業界標準への対応を両にらみで進めているのが実情だ。

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