三菱マテリアル、蘭に貴金属リサイクル拠点 40億円投資

2016/7/4 19:25
保存
共有
印刷
その他

三菱マテリアルは4日、欧州で集めたスクラップから貴金属をリサイクルするための新会社をオランダに設立したと発表した。廃棄された電子機器の基板の検品や破砕などを受け持つ処理施設も新設する。2017年春に完工予定で、同社のスクラップ処理能力は14%増の年間約16万トンになる。投資総額は約40億円。

会社名は「MMメタル・リサイクリング」。三菱マテリアルが90%、阪和興業が10%出資する。オランダの施設で処理したスクラップは日本に輸送し、溶鉱炉で精錬して金、銀、プラチナなどの貴金属を回収する。

三菱マテリアルは現在、国内外からスクラップを集め、直島製錬所(香川県直島町)とグループ会社が持つ小名浜製錬所(福島県いわき市)でリサイクル処理をしている。今年4月には直島製錬所に約50億円を投じて新しい処理施設の建設を完了。年間処理能力を世界最大規模の約14万トンに引き上げていた。

14年には米国の子会社内にリサイクル事業部門を新設し、海外のスクラップ集荷体制を増強していた。現在、スクラップの3分の2を海外から集めている。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]