メリーランド州知事がリニアに試乗 米の構想ルート候補地

2015/6/4付
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来日中のラリー・ホーガン米メリーランド州知事が4日、東海旅客鉄道(JR東海)のリニア実験線(山梨県笛吹市―上野原市)で超電導リニア車両に試乗した。米国では同州の主要都市ボルティモアとワシントンの間にリニアを走らせる構想がある。ルート候補地の現職知事がリニアを視察するのは初めて。

ホーガン知事は「州経済に大きなインパクトを及ぼす」と評価。時速500キロメートル超まで加速した「L0系」について「非常に印象的だった。実用化の可能性を考えていきたい」と述べた。同行した同州のピーター・ラーン運輸長官も「1950年代に飛んだボーイングに匹敵する」と興奮気味に話した。

JR東海はリニアを導入すれば約60キロメートル離れたボルティモア―ワシントン間を15分程度で結ぶと説明。国内で12年後にリニア中央新幹線の開業を目指す同社にとっても、米国でリニアの導入が決まれば部品コスト削減などでメリットがあると見込んでいる。

ただ米計画の総工費は100億ドル(約1兆2千億円)と巨額で、州知事を案内したJR東海の葛西敬之名誉会長は「最大の問題は資金計画。時間がかかる」と慎重に話した。

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