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アステラス、ベルギー創薬VB買収 特許切れに備え収益源開拓

アステラス製薬は3日、ベルギーの創薬ベンチャー企業(VB)、オゲダを買収すると発表した。買収金額は最大8億ユーロ(約950億円)で6月までに全株式を取得する。これに先立ち昨年、胃がん治療の候補薬を持つ独VBに4億ユーロ強(約500億円)を投じ傘下に収めた。相次ぐ買収の背景には主力品の特許切れに備え収益分野の開拓を急いでいることがある。

アステラスの降圧剤の「ミカルディス」。2016年3月期には700億円強を販売した、同社の主力品の一つだが、17年1月に特許切れを迎えた。このほかにも特許切れが控えており、買収で新たな開発品目を増やす必要に迫られていた。

今回買収するオゲダが開発を目指すのは更年期障害によるほてりを治療する薬。ほてりに悩んでいる女性は多いとされることからニーズが大きいうえ、世界中で優良な創薬VBの争奪戦が繰り広げられていることなどから、買収するのが得策と判断したもようだ。

研究開始から収益化まで15年超かかるケースもある医薬品。オゲダの開発品もベルギーで前期の臨床試験が終わったばかりで収益化までは数年を要するとみられている。今後も、技術や人材を取り込む買収戦略は続きそうだ。

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