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新日鉄住金系が沖合養殖 海洋プラント技術を転用

新日鉄住金系のプラント大手、新日鉄住金エンジニアリングは3日、沖合養殖事業を始めると発表した。得意の海洋プラント技術を転用し、大型のいけすや自動で餌をやるシステムなどを設計、整備。12月から鳥取県境港市の沖合で日本水産と銀ジャケ養殖の実証試験を始める。2017年中に商用化する。

実証試験では境港から3キロメートル先の沖合、水深15メートルの海底に5基の大型いけすを設置。商用化するいけすでは1区画の体積が5万立方メートルと従来の50倍で、魚の飼育密度が低い分、質の高い養殖魚を育てられるという。

沖合は水深が深く潮流も強いため、餌の食べ残しやフンが滞留せず魚のストレスも減らせる。餌は陸上のパソコンなどから操作して自動でいけすにまかれる。大幅な省人化により漁業の就業者や後継者不足の解消にもつなげる。

鉄冷えや原油安を背景に、主力の製鉄機械や石油・ガス関連プラントは低迷しており、17年3月期の連結経常利益は過去最低に落ち込む見通し。水産物の世界消費量は急増しており、大規模化できる独自の養殖システムを新たな収益源に育てる。

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