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JX・東燃ゼネ、統合を発表 17年4月メド、株式交換で

2015/12/3 11:40 (2015/12/3 14:16更新)
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石油元売り国内首位のJXホールディングス(HD)と3位の東燃ゼネラル石油は3日、経営統合で大筋合意したと発表した。同日午前にそれぞれ開いた取締役会で決定した。2017年4月をメドに統合を目指す。地域的に重複する製油所の統廃合などで5年以内に年1000億円以上の統合効果を出す。

株式交換による三角合併で統合する方向。JXHDの子会社を存続会社とし、JXHDの株式を東燃ゼネの株式と交換する。統合比率など諸条件は今後詰める。本社は現在の東京・千代田のJX側とする。

統合が実現すると売上高で約14兆3000億円(14年度)、ガソリン販売数量の国内シェアで50%を超える巨大企業が誕生する。JXHDの「エネオス」、東燃ゼネの「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のガソリンスタンドでのブランドは当面継続使用し、将来的には一本化も検討する。

両社は統合効果を出すために、同一エリアに重複する製油所や油槽所などを統廃合し固定費を削減する。神奈川県内や大阪府内では、両社がそれぞれ製油所を持っており合理化の余地が大きい。

さらに供給能力が縮小すれば、価格競争で疲弊する国内の石油業界の収益力向上にもつながる。両社は石油精製・販売事業で安定した収益を出せる経営体質に変え、海外や国内での事業展開を加速する。すでにJXHDは東南アジアでの製油所の新設や給油所事業の運営を検討しており、東燃ゼネもオーストラリアへの製品輸出を拡大している。

国内の石油市場は少子化やエコカーの普及で年率2~3%ずつ需要が減っている。さらに昨年夏から原油価格が1バレル40ドル前後に下落し、元売り各社は備蓄原油の在庫評価損などで業績が悪化していた。こうしたなかで、11月には出光興産昭和シェル石油が合併で基本合意しており、今回のJXHDと東燃ゼネの統合が実現すれば、国内の元売りは2強時代に入る。

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