2018年7月23日(月)

世界初のカーナビで「歴史的業績」 ホンダ、米学会から表彰

2017/3/2 16:33
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 ホンダは2日、同社が1981年に世界で初めて実用化したカーナビゲーションシステムが、米電気電子学会(IEEE)から技術分野の歴史的な業績をたたえる「IEEEマイルストーン」に認定されたことを受け、記念式典を開いた。世界中に普及したことに加え、自動運転など最先端の技術開発の礎になっている点が評価された。

ホンダが1981年に世界で初めて製品化したカーナビゲーションシステム「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」

ホンダが1981年に世界で初めて製品化したカーナビゲーションシステム「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」

 ホンダが81年に発売したセダン「アコード」に搭載したカーナビシステム「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」が認定を受けた。IEEEマイルストーンは開発から25年以上たった歴史的業績を認定する。日本企業の技術で認定を受けるのは30件目で、自動車業界では初めてという。八郷隆弘社長は2日の式典で「この技術が基盤となり、今では自動運転の新たな世界を切り開こうとしている」と話した。

 ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータは、現在一般的な全地球測位システム(GPS)ではなく、走行距離や方向を測るセンサーの情報を基に、コンピューターで現在地を割り出して、地図上に表示。当時は地図データを記録する媒体の技術も十分ではなく、走行前にペンで専用の地図シートに経路を記入。このシートにブラウン管の光を透過させて、現在地や走行経路を表示していた。

 カーナビは年々進化している。自動運転の基礎となるだけでなく、カーナビから得られるデータを基に、災害発生時には通行止めになっていない経路を判別できるなど、社会に幅広く貢献している。

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