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雑誌売り上げが書籍を下回る 日販16年3月期、32年ぶり

日本出版販売(日販)は1日、2016年3月期の雑誌の売上高が32年ぶりに書籍を下回ったと発表した。女性向けファッション誌が11.8%減の大幅な落ち込みとなった雑誌は全体でも15年3月期比9.9%減の2434億円だった。お笑い芸人の又吉直樹さんの芥川賞受賞作「火花」など話題作が相次いだ書籍は0.5%増の2475億円だった。

雑誌の返品率は40.9%となり、書籍の30.7%を上回った。なかでもコンビニの雑誌の返品率が51.2%と高く、記者会見した日販の加藤哲朗専務は「この1年でコンビニで雑誌が売れなくなった」と話した。

コミックの売上高は3.9%減。「NARUTO」や「黒子のバスケ」といった人気作品が完結したことが響いた。日販全体の売上高は3.2%減の6398億円。物流コスト削減により、営業利益は27億円と15年3月期の25億円を上回った。

17年3月期の見通しは「書籍は前期並みとなりそうだが、雑誌の減少は避けられない」(酒井和彦常務)。文具などの取り扱いを増やし、落ち込みを補う。

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