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日本企業の社債発行が過去最高 1~8月、低下金利で

日本企業の社債発行額が、過去最高を更新した。米トムソン・ロイターによると、2016年1~8月期の社債発行額は前年同期比14%増の12.3兆円と過去最高だった。今年に入ってみずほフィナンシャルグループ日産自動車などが相次ぎ大型社債を発行。日銀マイナス金利政策で調達コストが下がっていることが、社債による資金調達に拍車をかけている。

LIXILグループは8月、2年半ぶりに社債による資金調達に踏み切り、3年、5年、10年債で合計350億円を調達した。同社が格付投資情報センター(R&I)から取得している格付けは「シングルA」。同格付けの事業会社としては初めて、3年債の利率が0.001%にとどまり、低金利時代の恩恵を受けた。

一方、三菱地所が6月下旬に40年債を発行。超長期の社債の発行も目立つようになっている。

9月以降も、社債の発行のペースが衰える兆しはない。ソフトバンクグループは英半導体大手アーム・ホールディングスの買収資金を確保するため、個人投資家向けの劣後債3500億円を発行。パナソニックも合計4000億円の社債を発行し、設備投資などの資金を確保する。

社債市場が盛り上がる半面、1~8月期に増資など株式発行で日本企業が調達した金額(新規株式公開・IPO除く)は、前年同期比79%減の6200億円にとどまった。2000年代以降で見ると、リーマン・ショックが発生した2008年に次ぐ低い水準だった。企業の資金調達の手段が、株式から社債に大きくシフトしている。

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