2018年7月21日(土)

乳酸菌で虫歯予防 三井物産、広島大など産学連携で

2017/6/1 15:30
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 三井物産は1日、広島大学、UHA味覚糖(大阪市)と共同で虫歯や歯周病を抑える乳酸菌を使ったタブレットを開発したと発表した。全国のコンビニエンスストアやドラッグストアで順次販売を始める。広島大の二川浩樹教授が発見した「L8020乳酸菌」に着目した三井物産が取引先の味覚糖に持ちかけ、産学連携で商品化につなげた。

広島大学の二川教授(中)が発見した乳酸菌を三井物産とUHA味覚糖で商品化した

広島大学の二川教授(中)が発見した乳酸菌を三井物産とUHA味覚糖で商品化した

 UHAデンタクリアはヨーグルト味とクリアミント味の2種類。タブレットの形、固さの違う2種類で価格は198~594円。

 L8020乳酸菌は障がい者施設で歯科治療を手がけていた二川教授が歯磨きをしなくても虫歯・歯周病になっていない患者に着目し、研究を始めた。患者の口腔(こうくう)内にあった乳酸菌に、ミュータンス菌(虫歯菌)や歯周病菌に対して高い抗菌性があり、歯周病菌が発する毒素を不活性化する機能があることを発見した。

 三井物産は2015年に立ち上げたビジネス推進部で知財ビジネスを進めている。同菌に着目し、広島大学の特許ライセンス会社と共同事業契約を結んだ。商品化に至ったのは今回が初めて。同菌を使った「他の商品開や海外進出も検討していく」(深谷卓司部長)。

 味覚糖はグミタイプのサプリメントを販売するなどヘルスケア関連商品の開発に力を入れている。口腔内ケアの商品開発を検討していたところ、三井物産からの提案を受け、開発を始めた。発酵臭を抑えるなど味覚の改良を進め、安定性の高いタブレットとしてまず投入、「今後は市場の拡大しているグミや得意分野であるアメなどの展開も検討する」(松川泰治執行役員)方針。

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