ANAHD、ロンドン証取の上場廃止を申請

2016/12/1 16:21
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ANAホールディングス(HD)は1日、英国のロンドン証券取引所(LSE)に上場廃止を申請すると発表した。同日に申請し、2017年1月初旬をめどに上場廃止になる見通し。欧州路線を拡充していた1991年に現地での知名度向上を狙いに上場したが、近年は売買高が少なく、「上場維持の意義が薄れた」(同社)という。

LSEに上場する日本企業の数は10年前には20社を超えていたが、開示基準の厳格化や売買高の減少で2000年代後半から上場を廃止する企業がじわじわと増加。13年にはTDK、14年にはソニー、富士通、15年には三菱商事が撤退。10月末時点で残るのはANAHDのほか、トヨタ自動車や三菱電機など6社のみになっていた。

世界取引所連盟(WFE)によると、10月末時点でLSEの株式時価総額は世界の取引所で7位にとどまる。日本企業のほかにも上場を廃止する外国企業が増えており、外国企業の上場数はグループ全体で487と1年前に比べて8%減った。

世界の取引所再編が進む中、今年初めにはドイツ取引所との合併に合意。欧州連合(EU)の独禁法当局などが調査中だ。

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