2017年11月21日(火)

富士通、社員用にマイクロソフトのクラウド
世界で16万人利用へ

2016/9/1 13:07
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 富士通は1日、メールや内線電話、情報共有サイトなどの社内コミュニケーション基盤として米マイクロソフト(MS)のクラウドサービス「オフィス365」を全面的に導入すると発表した。富士通グループの世界16万人の従業員が対象で、2017年3月から順次利用を始める。世界最大規模の導入事例になるという。

 富士通の纐纈孝彦IT戦略本部長は「企業の競争力向上のためには社員の知をどれだけ集約できるかが大事になる」と話し、新しいコミュニケーション基盤を働きやすさの向上や情報共有の促進につなげたいと意欲を示した。

 これまで富士通は、メールや内線電話などに使うMSのソフトを自社のデータセンターに導入して利用してきた。従業員の95%がこのソフトを通じてウェブ会議を利用する状況になるなど業務改革に一定の成果を得た。MSが新機能を矢継ぎ早に追加するため、常に最新のものを使えることを重視してMSのソフトからクラウドへの移行を決めた。

 「自社、他社を問わず最適なクラウドサービスを組み合わせて使うのが最も効果的だ」と富士通の阪井洋之執行役員常務は話す。富士通のビジネスとしても顧客に自社と他社のクラウドを組み合わせた「マルチクラウド」のITシステムを提案していく考えを示した。富士通はオフィス365と独自ソフトの組み合わせを外販し、18年度に年間500億円の売り上げをめざす。

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