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サイアム・セメント、高齢者向け住宅研究

■サイアム・セメント・グループ(タイの建材最大手) バンコクのシリラート病院とマヒドン大学の協力を得て、高齢者向け住宅を研究している。タイは近隣各国に先駆けて高齢化が進んでおり、企業の動きも活発になってきた。

高齢者向け住宅の展示場のモデルルームには衝撃を吸収する床や、夜間にベッドから起き上がると自動点灯し、ベッドに戻ると消灯する足元照明などが備えられている。

サイアム・セメントのガン・トラクンフン社長は、「我々は高齢者ケア関連の製品やサービスで、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域のパイオニアとなる」と意気込む。

病院運営を手がけるトンブリー・グループは、バンコクやカオヤイ、ホアヒンなどのリゾート地で高齢者向けの高級住宅を建設する。バンコクでの住宅建設は来年開始予定で、建設費は1棟当たり約8億バーツ(約26億8000万円)から10億バーツ。

同グループは今年7月から訪問介護サービスを始めた。医師と看護師、療法士が顧客の自宅に出向くほか、コールセンターが24時間体制で医療関連のアドバイスを提供する。介護施設の個室利用料は月額5万バーツ前後となる。

携帯通信サービスのトータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)は高齢者の無線データ通信の利用促進に商機があると見ている。DTACは町や村でインターネット利用の講習会を開き、高齢者にLINEやフェイスブックなどのアプリの使い方を教えている。

タイの65歳以上人口の比率は現在10%だが、世界銀行の予測では2050年までに30%に達する。同じ予測で近隣のフィリピンが2050年に10%、インドネシアは同14%とされており、タイの高齢化が際立っている。(バンコク=小野由香子)

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