サノフィ・アルファベット合弁事業を承認 EU、糖尿病治療で

2016/2/29 22:49
保存
共有
印刷
その他

【パリ=竹内康雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は2月24日、製薬大手の仏サノフィとグーグルを傘下に持つ米アルファベットによる糖尿病治療に関する合弁事業を承認したと発表した。両社は血液中の糖の量を迅速に把握できる製品などの商用化をめざす。

サノフィのインスリンの製造技術やアルファベットの生命科学部門のIT(情報技術)を活用し、効果的な治療方法を研究し、具体的な製品開発につなげる。血液中の糖などの量を即時に把握することで医師の迅速な治療が可能になる。長期の治療による合併症を避けられるほか、治療費の低減にもつながるとしている。

両社は昨年8月に提携を発表していた。仏紙ルモンドによると、サノフィは糖尿病関連で世界2位だが、主力の糖尿病治療薬が特許切れを迎え、巻き返しを狙う。

糖尿病治療薬の世界の市場規模は2014年で410億ドル(約4兆6300億円)。20年には600億ドルになると見込まれている。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]