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LG、有機ELシフト加速 テレビ用パネルに830億円投資

【ソウル=小倉健太郎】韓国LGディスプレーは韓国・坡州(パジュ)の工場にある液晶パネル生産ラインの一部を有機EL用に転換する。8500億ウォン(約830億円)を投じて2017年に設備の入れ替えを終える計画だ。中国メーカーの増産で液晶パネルの需給が悪化するなか、独自性を発揮できる有機ELパネルへのシフトを加速する。

新たな生産ラインではテレビ用の大型パネルを作る。生産能力は現状に比べ約7割増える。LGは昨年、坡州工場内に総額1兆円超を投じて有機ELパネルの生産ラインを増設する計画を発表した。今回の投資はこれとは別の追加投資になる。

有機ELパネルは液晶に比べて薄いうえ、曲げるなど形状の加工がしやすく、画質も良いなどの特徴がある。一方で生産コストが高いのが弱点だ。テレビはLG電子のほかパナソニックや中国メーカーが販売している。普及は遅れているがLGディスプレーは「15年にテレビ40万台分のパネルが売れた。半分近くが10~12月期に集中している」といい、市場は拡大していると強調する。

液晶パネル世界最大手のLGが有機EL投資を急ぐのは、液晶事業の採算が悪化しているためだ。液晶パネルの市況悪化で15年10~12月期の連結最終損益は135億ウォンの赤字に転落した。前年同期は3890億ウォンの黒字だった。

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