iPhone、インドで初の生産へ アップル

2017/1/26 19:54
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【ニューデリー=キラン・シャルマ】米アップルがインド政府にスマートフォン(スマホ)「iPhone」の同国での生産計画を提示した。実現すれば、インドでiPhoneを生産するのは初めてとなる。アップルは現地生産開始に向けて税の軽減などの優遇措置を求めているもようで、インド政府も検討に入ったとみられる。

アップル幹部が25日、インド関連省庁の関係者と面会した。インドの現地メディアなどによると、アップルはインドに生産拠点を築くため、部品や機器の輸入関税を15年間免税することなどを求めているという。アップルの広報担当者は、インドに製造拠点を立ち上げるために「力を尽くしている」と話した。

インドのモディ首相は「メーク・イン・インディア」政策を掲げ、外資製造業の誘致を強化している。インドでは外資企業が直営店を出店する場合、製品・部品の一部をインド企業から調達しなければならないという規制がある。iPhone販売の障壁となっているため、現地生産の検討を始めたもようだ。

アップルが関税の減免などを求めているのに対しインドのプラサド情報通信技術相は今月、アップルがインドに製造拠点を築くことを望んでおり、要望があれば「広い心で検討する」と述べた。

インドでのiPhone生産計画に台湾の電子機器の受託製造サービス(EMS)大手が関わるとの見方も浮上している。鴻海(ホンハイ)精密工業のほか、台湾紙はEMS大手の緯創資通(ウィストロン)が「受注の3割を獲得したもよう」と報じた。

ただ、インドの購買力に対しiPhoneの価格が高すぎるため、コストダウンによる低価格化が必要とみられている。

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