2019年7月22日(月)

比LCCセブ・エア、中東3路線を廃止 競争激化で

2017/5/26 21:39
保存
共有
印刷
その他

■セブ・エア(フィリピンの格安航空会社) 他社の座席数増加で苦戦しているため、クウェート、カタール、サウジアラビアの中東3路線を廃止することを明らかにした。これらの路線は2014~15年に就航した。

セブ・パシフィックを運営する同社は、週4便のマニラ―クウェート路線が6月13日、週3便のマニラ―ドーハ線は7月1日、マニラ―リヤド線は7月2日の運航をもってサービスを終了する。

同社の担当者は、競合他社が座席数を過剰に増やし、低価格に設定したことで「持続不可能」な状況になったと述べた。

同国を代表するフィリピン航空はクウェート航空やサウジアラビア航空、カタール航空などと同様に、これらの路線で同社と直接競争している。

フィリピンとカタールは航空サービスに関する2国間交渉を5月末に行う予定で、座席数増加で合意が成立すれば、カタール側に有利になるとみられる。

中東には200万人以上のフィリピン人労働者がおり、フィリピンの航空会社にとって非常に大きなビジネスチャンスとなっている。セブ・パシフィックは13年にドバイ便を就航させており、この路線は維持される。

フィリピン航空は今週初め、マニラ―アブダビ路線のサービスを「路線評価イニシアチブ」を実施する間、一時的に停止すると発表した。

セブ・エアの1~3月期の純利益は68.2%減の12億8000万ペソ(約28億7000万円)だった。売上高は旅客部門が2.1%増の122億8000万ペソとなり、全体では4.7%増の168億6000万ペソだった。

同社の第1四半期の旅客数は0.5%減の480万人だった。一方で経費は、燃料費が再び値上がりしたことやペソ安で、20.3%増の143億ペソとなった。同社は経費の大部分を米ドル建てで支払っている。

(マニラ=クリフ・ベンゾン)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。