2019年8月24日(土)

病院運営のIHH、4~6月純利益29%増 インドの株式売却で

2017/8/25 19:35
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■IHHヘルスケア(マレーシア病院運営大手) 2017年4~6月期の純利益が前年同期比29%増の3億1660万リンギ(約80億6000万円)となった。インドのアポロ・ホスピタルズの株式売却による特別利益が寄与した。

売上高はマレーシア、シンガポール、トルコ、インドの入院患者数の増加で、12%増の28億リンギとなった。アポロ・ホスピタルズの株式売却による特別利益2億4100万リンギを除いた純利益は、香港とイスタンブールの2つの新たな病院のコストがかさみ、54%減の8620万リンギだった。

同社は富裕層向けに医療サービスを提供する。増益は主に入院患者の増加によるもの。シンガポールの病院では入院患者数が1.3%増の1万8936人となり、患者1人当たりからの平均収入は8.7%増の2万9325リンギだった。

マレーシアの入院患者数は4.8%増の4万9347人で、患者1人当たりの平均収入は6548リンギだった。インドの入院患者数は15%増の1万7194人、患者1人当たりからの平均収入は8187リンギだった。

IHHが60%出資するアジバデム・ホールディングの入院患者数は、ブルガリアなどで新たに加えた病院が寄与し、40%増の5万2995人となった。外国の患者数増加や複雑な症例に対応したことも寄与し、患者1人当たり平均収入は4%増の9490リンギとなった。

IHHのタン・シーレン最高経営責任者(CEO)は次に成長が見込まれるのは中国で、既に香港や成都、南京、上海で新たな病院を計画していると述べた。

ただ、同社は賃金上昇やドル高による仕入れコストの増加といったコスト圧力に警戒が必要だとしている。

(クアラルンプール=CK・タン)

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