ラッフルズ・メディカル、中国で重篤患者向け治療

2017/4/25 20:21
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■ラッフルズ・メディカル・グループ(シンガポールの民間医療大手) ルー・チュンヨン会長は「中国における(重篤な患者らを対象とする専門治療である)三次医療の主役になる」との目標を明らかにした。

中国では地元市民および外国人の間で高度医療に対する需要が高まっているとみている。

同社は中国においてすでに上海、北京、南京、大連などの都市でクリニックを運営している。今月、重慶ですでに工事が進められている一角に2万8000平方メートルの敷地を確保したと発表した。700床、職員1000人の病院を2018年に開業する。さらに上海でも病院を建設中で、これも来年の開業を予定している。

重慶の人口はシンガポールを何倍も上回っている。ルー会長は「我々は市場調査を実施、重慶の人口3300万人のうち上位10%が国際的水準の医療費を払えることが分かった」と述べた。

ラッフルズ・メディカルは中国、日本、ベトナムで多国籍企業など法人顧客を拡大している。昨年、救急医療サービス大手のインターナショナルSOSと合弁で運営するクリニックの名称を「ラッフルズ・メディカル」へと変更した。これによりラッフルズ・メディカルのネットワークがこれらの病院と接続、医師に患者記録を提供する。

ラッフルズ・メディカルの1~3月期の純利益は前年同期比0.1%増の1550万シンガポールドル(約12億2000万円)。売上高は外国人患者の減少で1.7%減の1億1490万シンガポールドルだった。

同社はシンガポールおよび東南アジア地域の経済成長の鈍化や競争激化が医療需要に影響する可能性があるとみており、「引き続き気を引き締めていく」という。

(シンガポール=ジャスティナ・リー)

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