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SMインベストメンツ、寄宿舎会社を買収

■SMインベストメンツ(フィリピンの複合企業大手) ドーミトリー(寄宿舎)会社を買収し、住宅賃貸分野に参入した。首都マニラでは分譲マンションの売れ行きが供給過剰で鈍っており、事業の多角化を目指す。

フィリピン・アーバン・リビング・ソルーション(PULS)の株式の61.2%を取得したとフィリピン証券取引所に報告した。この買収案件は既に先月、独禁当局から承認されている。

SMは買収額について、同社の純資産の10%以下で、「金額は重要でない」として明らかにしなかった。

PULSは「MyTown(マイタウン)」ブランドで寄宿舎を建設、運営している。同社のウェブサイトによると、マニラ大都市圏でベッド数1000を超える寄宿舎を5棟所有、地元メディアによると、今後5年間に最大でさらに15棟増やす計画。

マイタウン寄宿舎は首都の交通渋滞を嫌う若い人たちの間で人気がある。昨年、日本のゲーム開発のKLabが社員の宿舎としてマイタウンの利用を契約した。

SMのホセ・シオ最高財務責任者(CFO)は、マイタウンのビジネス・モデルは不動産分野では「新型事業」だと指摘、今回の買収でその可能性を調べてみたいと述べた。

証券取引所への報告は「今回の買収によって寄宿舎分野での成長の機会をとらえることができる」と指摘している。

SMの不動産子会社、SMプライム・ホールディングスは、手ごろな価格のコンドミニアムや共有住宅の開発を増やすなど住宅事業を多角化している。SMはフィリピン最大のモール網のほか、ホテル、リゾート、催し物会場を展開している。

(マニラ=クリフ・ベンゾン)

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