フィリピン不動産SMプライム、54%増益 15年12月期

2016/2/22 21:33
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【マニラ=佐竹実】フィリピンの不動産開発大手、SMプライム・ホールディングスが22日発表した2015年12月期決算は、純利益が前の期比54%増の283億ペソ(約670億円)と大幅な増益となった。世界経済の先行きに不透明感が強まる中でも、比は個人消費をけん引役として高成長を実現しており、運営するショッピングモールからの収入が好調だった。

15年の売上高は前年比8%増の715億ペソだった。モールなど商業施設の収入が6割近くを占め、前年よりも12%増えた。SMプライムはフィリピン国内に56カ所のモールを保有し、今年は新たに6カ所を開設する。景気の減速が続く中国でも6カ所保有しており、今後年に1カ所のペースで増やす方針だ。

売上高の31%はコンドミニアムなどの住宅開発が占めた。マニラ首都圏を中心に、27カ所の建物を持つ。今年は最大1万4000部屋を供給する計画だ。SMプライムのハンス・シー社長は22日、「業績拡大は、個人消費に裏付けされた経済の強さを反映している。モールと住宅開発の相乗効果で、16年も成長を続けられる」とコメントした。

SMプライムは、華人系企業で小売り最大手のSMグループの中核企業。モールや住宅の開発を手掛ける。SMは衣料品店「ユニクロ」とも提携しており、多くのモールに入居している。

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