2019年6月21日(金)

セムコープCEOにマクレガー氏

2016/12/21 22:44
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■セムコープ・インダストリーズ(シンガポールの重工業大手) 2017年3月末でタン・キンフェイ最高経営責任者(CEO、65)が引退すると発表した。後任にはニュージーランド人のニール・マクレガー氏(61)を指名した。

マクレガー氏は現在、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスの海外事業部門、テマセク・インターナショナルでエネルギー・資源部門を率いている。同氏は液化天然ガス(LNG)や発電業界での経験があり、難問を抱えるリグ(海上石油掘削装置)建造事業主体のセムコープの多角化をけん引することが期待されている。

同氏は、シンガポール政府が同国をアジア地域のLNGのハブにすべく09年に立ち上げた、シンガポールLNGの初代CEOを務めたこともある。それ以前には、シンガポールで2位の発電会社、YTLパワー・セラヤのマネージング・ディレクターを務めた。

セムコープは、中核事業であるリグ事業が石油価格の下落で打撃を受けているため、利益が減少している。石油大手各社が新たな海洋油田の開発を減速させており、リグに対する需要が減っている。

同社の利益は、15年通年で前の期比31.5%減少し、16年1~9月期には前年同期比49.3%減少した。発電事業などの成長部門も、リグ事業の利益減少を補うだけの利益を上げられなかった。(シンガポール=谷繭子)

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