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ダイムラーにEV用電池セル供給 韓国のSKイノベーション

【ソウル=加藤宏一】韓国の石油・化学大手、SKイノベーションは独ダイムラーにリチウムイオン電池のセルを供給する契約を結んだ。ダイムラーが2017年に発売する電気自動車(EV)に搭載され、ほかの車種でも使われる見通しだ。SKが世界の自動車大手の一角に食い込むことで、電池メーカー間の受注競争はさらに激しくなりそうだ。

SK社は現在、現代・起亜自動車グループや中国の北京汽車に電池のセルを供給している。昨年7月に韓国中部の瑞山市の工場で生産規模を2倍に増やしたが、注文量の拡大が見込まれるため、設備の増強も検討するという。

EVは現在、全世界で220万台程度の市場だが、環境規制の強化から、20年には600万台規模まで拡大するとSK社はみている。

日韓の電池メーカーは競って自動車向けの供給を強化している。現時点でリードしているのは日系だ。取引先のトヨタ自動車や日産自動車がハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)で先行しているためだ。パナソニックは米テスラ・モーターズに供給する強みもあり世界トップシェアを持つ。

ここに来て存在感を高めているのが韓国LG化学だ。米欧中の自動車メーカーと次々に契約を結んでおり、実際に供給が始まるとシェアを伸ばしそうだ。スマートフォンなど民生用を含めたリチウムイオン電池全体のシェアで世界トップのサムスンSDIも独BMWとの連携を強めている。LG、サムスンに比べて出遅れていたSKはダイムラー供給をテコに競争に割って入る構えだ。

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