ベトナムのVPバンク、ホーチミン証取に上場

2017/8/18 20:36
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■VPバンク(ベトナムの銀行大手) ホーチミン証券取引所に株式を上場した。上場初日の17日は売り出し価格と同じ1株当たり3万9000ドン(約187円)で取引された。同証券取引所に銀行株が上場するのは3年ぶりとなる。

13億株以上の株式を上場した。集計によると、17日は買い注文が売り注文の4倍に上り、前場に1兆8000億ドンに相当する4600万株以上の売買が成立した。79%が外国人投資家からの注文だった。

同行の担当者は、Nikkei Asian Reviewに対し「外国人投資家を呼び込む。銀行株で外国人投資家の購入枠の上限、30%全ての販売を目指す」と語った。

VPバンクは、戦略提携先であるシンガポールの銀行大手オーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)が2013年にVPバンクの株式約14%を売却した後、戦略提携先を1社に集中するのではなく複数株主を探す決断をした。VPバンクは、外国人投資家、特に投資ファンドをひきつけるため、タイ、シンガポール、香港、英国で投資家説明会を行った。

上場前には、ベトナムの投資ファンド大手ドラゴン・キャピタルや米デカン、クレルモン、シンガポールの政府系投資会社GICなど78の外国人機関投資家がVPバンクの22.34%の株式を取得していた。総数2552の株主が投資しているが、5%以上の株式を保有する株主はいない。

ハノイを拠点とするVPバンクは今回の上場で、取引所に上場する銀行のうち国営銀行3行に次いで時価総額51兆ドンの4位につけた。1位はベトコムバンク(時価総額134兆ドン)、2位はベトナム工商銀行(ベトインバンク)(約69兆ドン)、3位はベトナム投資開発銀行(BIDV)(65兆ドン)。

VPバンクは、ベトナムの民間銀行で規模と利益率で最大手だ。(ハノイ支局)

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