2019年6月18日(火)

シンガポール・テクノロジーズ、4~6月純利益2%増

2016/8/18 21:08
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■シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリング(シンガポール政府系の重工業大手) 2016年4~6月期の純利益は前年同期比2%増の1億2730万シンガポールドル(約95億円)だった。中国子会社売却の特別利益が寄与した。

同社は事業環境が「大変厳しい」とした上で、2015年と「同等」としていた通年の税引き前利益予想を15年よりも「低め」に引き下げた。

同社の最高経営責任者(CEO)に間もなく就任するビンセント・チョン氏は15日の記者会見で、利益予想の引き下げは「事業環境がますます不安定になる中で短期的に逆風が吹くという予想」や社内の事業合理化を反映したものだとした上で、「これらの評価に基づき、より慎重な見通しを立てている」と述べた。

同社のタン・フェンホク社長兼CEOは書面で課題の詳細について述べ、「海洋事業が厳しい状況に直面していることや、中国経済の減速、欧州や世界のその他の地域で企業心理が冷え込んでいること」をその要因に挙げた。

この4~6月期に同社は中国の掘削機製造販売会社を売却し、1900万シンガポールドルの利益を得た。STエンジニアリングはこの売却について、事業が「コモディティー化した」と説明した。

チョン氏は、陸上装備部門では「中国(経済)の減速を肌で感じでいる」と語った。同社は信用リスクを減らすために道路建設に関わる中国の他の事業活動も縮小した。(シンガポール=谷繭子)

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