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上海ディズニー、入園1100万人 初年度目標1割上回る

【上海=原島大介】上海ディズニーランドが16日、開業から1年を迎えた。来場者は1100万人となり、目標を1割上回った。一時は来場者が伸び悩んだが、割安なチケット投入などのてこ入れ策が奏功した。ただ、内外の競合も続々とテーマパーク開設を進めている。開業効果が薄れる2年目は、運営する米ウォルト・ディズニーにとって正念場となりそうだ。

同日は記念イベントがあるため、午前9時の開園前から大勢の人が入園を待ちわびた。息子と訪れた上海の30代女性は、季節パスを買ってから何度も来園。「きょうは1周年なので必ず来ようと思った」と話した。

この女性が使う季節パスは、約3カ月間は何度でも入場でき、2~3回で元が取れる。上海ディズニーは週末で499元(約8千円)というチケット価格があだとなり、昨年10月以降は来場者数が低迷したが、季節パスの投入で勢いが戻った。

当初は飲食物の持ち込みも厳しく制限した。「園内の食べ物は高い」(蘇州の女子大生)という不満が多いため、制限を緩くしたことも目標達成を後押ししたようだ。

中国の消費者はレジャーやサービスにお金を使う傾向が強まっている。テーマパーク人気もその一つだが、競争も激化している。中国の不動産大手、大連万達集団は今月だけで広西チワン族自治区、黒竜江省にそれぞれ開設。米メディア大手コムキャストも北京で「ユニバーサル・スタジオ」の建設を進めている。

ディズニーも上海ディズニーの拡張工事を進めており、来年には人気アニメ「トイ・ストーリー」のアトラクションを設けることを計画する。移り気な消費者の関心を維持できるどうかが、今後のカギとなりそうだ。

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