2019年9月19日(木)

ユニバーサル・ロビーナ、海外売り上げ減 飲料から鉛検出で

2016/8/16 23:05
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■ユニバーサル・ロビーナ(フィリピンの食品・飲料大手) ベトナムで同国の基準を超える鉛が茶飲料「C2」など2種類の飲料製品から検出された問題が響き、6月までの9カ月間の海外売り上げが小幅ながら減少した。

ユニバーサル・ロビーナの発表によると、同社製品の海外売上高は、前年同期比0.76%減の246億5000万ペソ(約535億円)だった。「ベトナムで規制問題に直面し、売上高と利益の両方に影響した」という。同社の会計年度は10月から翌年9月まで。

ランス・ゴコンウェイ最高経営責任者(CEO)は6月、昨年生産したレモン風味の茶飲料「C2」とエネルギー飲料「ロンド」から、ベトナムで同国の基準を超える鉛が検出されたために商品を回収したと発表した。この問題は、まず5月にベトナムのメディアが報道し、ソーシャルメディアを通じてベトナムで人気の「C2」などユニバーサル・ロビーナの飲料製品のマイナスイメージが広がった。

海外販売がユニバーサル・ロビーナのブランド食品事業全体に占める割合は3分の1強にすぎない。一方、フィリピン国内で5月の国政選挙が消費者の支出拡大につながったことなどから、ユニバーサル・ロビーナのブランド食品事業の売上高は前年同期比2.57%増の697億3000万ペソとなった。

ブランド食品事業売上高が8割を占めるユニバーサル・ロビーナの総売上高は同4.19%増の853億7000万ペソ。動物飼料やパッケージングなど非食品事業の売上高は同12.8%増の148億ペソだった。

9カ月間の純利益は同26.4%増の122億ペソで、異例のペソ高が一因となった。上半期の純利益は同28.97%増だった。(マニラ=クリフ・ベンゾン)

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