広達電脳「クラウド需要伸びる」

2016/8/16 23:07
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■広達電脳(クァンタ、台湾の電子機器受託生産大手) 林百里董事長は16日までに、「データセンターとクラウドコンピューティングの需要は今後10年間も大きく伸び続けると、我々は信じている」と述べた。

同社は電子機器受託製造の世界最大手で、米アップルのノートパソコン「マックブック」と腕時計型端末「アップルウオッチ」の製造も手がける。パソコン市場の逆風とアップル向け受託製造の薄い利益を補う上で、クラウドコンピューティングとデータセンターが最も重要な成長のけん引役になるとの考えを明らかにした。

林百里董事長は「3年から4年の内に、人工知能や自動運転車の分野でより複雑なコンピューティングが必要になり、もっと高度なデータセンターが求められることになる」とも語った。

楊俊烈・最高財務責任者(CFO)によると、クラウドコンピューティング事業がクアンタの総売上高に占める割合は今年3割を超え、昨年比の成長率も2割を超える見通しだ。同事業は製造データセンターのほか、インターネットに接続するパソコン以外のウエアラブル端末など一連の機器を含む。

経営内容に通じた幹部によると、クアンタのデータセンター事業の利益率は最大で20%に達し、5%前後となっている会社全体の粗利益率や、アップルや米ヒューレット・パッカード、台湾の宏碁(エイサー)などのノートパソコン受託生産の薄い利益を大きく上回っている。(桃園=鄭婷方)

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