ユニバーサル・ロビーナ、鉛検出で飲料100万本回収
■ユニバーサル・ロビーナ(フィリピンの菓子製造大手) ベトナムで同国の基準を超える鉛が茶飲料「C2」など2種類の飲料製品から検出され、約100万本を回収した。1248万ペソ(約2900万円)の罰金を科せられたという。
ランス・ゴコンウェイ最高経営責任者(CEO)は、親会社の大手複合企業JGサミット・ホールディングスの株主総会の会場で記者団に対し「弊社はベトナム保健省と密接に連携し、透明性の高い方法で事態にあたっている。保健省がちょうど当社施設の検査を終えたところだ」と語った。
同社が回収したのは茶飲料「C2」とエネルギー飲料「ロンド」。ベトナムの放送局が5月にこの問題を初めて伝えていた。(マニラ=クリフ・ベンゾン)