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中遠太平洋、オランダの埠頭株35%取得 155億円で

【大連=原島大介】中国港湾運営会社の中遠太平洋はオランダ・ロッテルダム港の埠頭、ユーロマックスの管理会社株を35%取得すると発表した。香港の複合企業、長江和記実業(CKハチソンホールディングス)傘下企業から取得する。負債を含む買収総額は1億2500万ユーロ(約155億円)。中国政府が提唱する「一帯一路(新シルクロード)」構想に沿い、海外での基盤確保につなげる。

ハチソン傘下の埠頭管理会社、ECTの保有株を譲り受ける。買収総額の内訳は取得金額が4143万ユーロ、残りは出資割合に応じた負債額となる。

ユーロマックスは欧州最大の港、ロッテルダム港の主要埠頭の一つで2010年に運用を始めた。年間のコンテナ処理能力は320万TEU(20フィートコンテナ換算)。15年の取扱量は約228万TEUだった。

中遠太平洋は国営の海運最大手、中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)傘下の上場会社。10年からECTなどとともにこの埠頭を利用していた。ロッテルダム港は中国と欧州を結ぶ「一帯一路」構想の終着点であり、陸路と海路がつながる重要な拠点に位置づけられている。

中遠太平洋は3月にシンガポールの国営港湾運営会社と設立した合弁会社を通じ、シンガポール港に持つ埠頭の拡張を決定。コスコ・グループもギリシャ最大のピレウス港の買収を決めるなど海外での拠点拡張を進めている。

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