2019年5月24日(金)

シンガポール航空、純利益2.2倍 16年3月期

2016/5/12 22:50
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【シンガポール=谷繭子】シンガポール航空が12日発表した2016年3月期決算は純利益が前の期の2.2倍の8億440万シンガポールドル(約640億円)となった。原油価格の下落でコストが減少し、営業利益が66%増えた。格安航空会社タイガー航空の子会社化などで営業外収益が増え、増益幅が膨らんだ。

シンガポール航空のボーイング777-300ER型機

売上高は2%減の152億2800万シンガポールドルだった。格安航空などとの厳しい競争で、本業の旅客航空部門の売上高が減少した。貨物部門も低調だった。原油安で最大のコスト要因である燃料費は19%減少。営業支出は全体で4%減った。

今後の見通しについて同社は「景気減退の一方で航空輸送量は急増し、値下げにつながっている」と指摘、「事業環境は厳しい」とした。中国経済の減速で貨物部門の見通しも「慎重」との見方を示した。

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