2019年8月26日(月)

台湾プラスチック、インド・東南ア開拓 中国依存度を低減

2016/10/12 21:43
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台湾プラスチックの工場

台湾プラスチックの工場

■台湾塑膠工業(台湾プラスチック) 林健男董事長はインド、東南アジア、中東、アフリカでの市場開拓に積極的に取り組む方針だと語った。「中国では供給過剰が慢性化しており、中国依存を大幅に引き下げる」と述べた。

林董事長は「中国のほかにインド、トルコ、インドネシア、ベトナムなど急成長を続ける国での販売に力を注ぐ」と述べた。

同グループの売上高全体に占める中国の売上高の寄与率は昨年1~9月に26.5%だったが、今年1~9月は約23%へと低下した。来年の寄与率は20%を下回る見通しだという。

台湾プラスチックは台塑石化、台湾化学繊維、南亜塑膠工業などとともに、台湾最大の工業複合企業、台湾プラスチック・グループ傘下の上場会社。

同グループ子会社のフォルモサ・ハティン・スティールは今年4月にベトナムで水質汚染によって大量の魚を死滅させる問題を引き起こし、このほどベトナム当局に5億ドル(約517億円)の罰金を支払った。林氏は、この事件がベトナムでの販売計画に影響を及ぼすことはないだろうと自信をみせた。

同社の今年1~9月の売上高は前年同期比11%減の1297億2000万台湾ドル(約4240億円)。純利益は9%増の273億3000万台湾ドルだった。

台北の元大証券投資顧問によると、台湾プラスチックの中国以外の市場での事業の中ではインドでの塩化ビニールの売り上げ増加が目立っている。塩化ビニールは様々な消費財に使われ、インドでの需要は中国を上回る伸びをみせている。(台北=鄭婷方)

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